ミツバチが作るプロポリスは、強い抗菌作用が特徴で、風邪やインフルエンザ予防や皮膚病対策に効果がありますが、実は血管年齢を改善する効果もあるのです。
この記事では、血管年齢とは何なのか、プロポリスで改善できる理由などについてご紹介します。
そもそも老けた血管とはどのようなものなのでしょうか?血管は血液が流れるパイプです。
悪玉コレステロールなどで血液が汚れていたり、高血圧により強い刺激がかかったりすると傷んでしまいます。
傷んだ血管が硬くなってしまうと、ご存知「動脈硬化」と呼ばれる状態になります。
若い血管なら弾力がありしなやかなのですが、血管年齢の高い血管は硬いため、詰まったり出血しやすくなります。
この血管の詰まりが心臓で起こると心筋梗塞、脳の血管で起こると脳梗塞になります。
老けた血管とは、このような病気を引き起こす可能性が潜んでいる状態の血管だといえます。
血管のアンチエイジングに効くのが、プロポリスに豊富に含まれるフラボノイドという成分です。
フラボノイドはポリフェノールのカテゴリの一つで、アントシアニン、カテキン、イソフラボンなどがプロポリスには含まれています。
このフラボノイドには強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を減らしてくれます。
活性酸素は老化の原因の一つですから、プロポリスを摂ることで血管細胞のアンチエイジングができるのです。
さらに、プロポリスに含まれるケルセチンというフラボノイドは、血管年齢の改善に役立つといわれています。
徳島大学の研究では、ケルセチンが大動脈の壁にコレステロールが蓄積するのを防ぎ、酸化によるストレスを軽減することがわかったそうです。
ケルセチンをはじめ、プロポリスには血圧を安定させる成分が含まれているので、血管年齢の改善にもってこいなのです。
血管年齢は、血液を綺麗にすることでも改善できます。
高糖質・高脂肪などの栄養バランスが悪い食事を摂っていると、血糖値やコレステロール値が高くなり、血管に負担がかかってしまいます。
フラボノイドにはこれらの値を調節してくれます。
さらに抗酸化作用が、血液をドロドロにする原因である活性酸素の活動を抑制します。
プロポリスは、血管年齢の改善に役立ちます。
血管年齢が高く、硬い血管は脳梗塞や心筋梗塞の原因になってしまいますので、若くて弾力のある血管を保つことが重要です。
様々な側面から血管年齢を改善するプロポリスは、ぜひ試していただきたい優良健康食品なのです。